「発表会の3点セット」とSmile

2017年05月25日 | (木)青野友彦

さてわたくし先日、バレエ教室の発表会におじゃましてまいりまして。すこし前からFMHaro!でコマーシャルがよく流れてましたからお聴き覚えがあるかと思います『安西章バレエスタジオ発表会2017』というイベントです。

イベントを共催されている「安住工房」さんが、このお昼の番組で長年コーナーを提供してくださって、ほくがずっとお相手させていただいたご縁があって(バレエ音楽をご紹介するシリーズがあったこと、ご記憶いただいている方いらっしゃるかも)、このところ毎回、ポスターのビジュアルデザインをお手伝いさせていただいているんです。
(あ、おなじくお手伝いさせていただいている、安住工房さんのホームページが一部リニューアルしましたのでよかったらぜひ!)

まだバランスがうまくとれなくてよろけちゃう小っちゃいお子さんたちから、上のクラスのかなり上手なお姉さんたちまで、さらに、ゲストのプロダンサーのみなさんはやっぱりさすが!すごいの一言!休憩をはさんでおよそ2時間半、じつに楽しく拝見しました。

こうしたイベントにふれた時にいつも感じるのは、参加されている方々から「楽しい!」「好き!」そして「一所懸命!」という気持ちがストレートに伝わってくることなんです。
ぼくはこの「楽しい!」「好き!」「一所懸命!」を、個人的に『発表会の3点セット』と呼んでいるのですが、もうホントにびしばし伝わってきて、だからこっちも楽しくなってきて、思わずニコニコしてしまうんです。今回はバレエでしたが、これはどんなジャンルであっても同じですよね。

それから、「発表会」という名称ではないけれど、ちょうど来週末あたり、この近辺の高校の学校祭がありますよね。じつはこれまたご縁あって、市内の高校や大学の学校祭のステージを裏方としてお手伝いさせていただいたことが何度かあるんですが、舞台の袖から見る学生さんたちからも、おなじ三点セットを感じるんです。

そんなことをあれこれ連想してから、ふと自分自身を振り返ってみますと…。
人前でしゃべったり何かやってご覧に入れたりすること・・・そもそもこうして今おしゃべりしているのもそうだし、イベントやブライダルの司会、それから、ぼくはいちおうミュージシャンでもありますから、ライブハウスやホールなどで演奏したり、もう数え切れないほどしてきました。

「経験を積む」ということ自体は、これはもう、もちろん、いいことです。けれども逆に作用する可能性もあるわけで、どこかに気の緩みや油断があったり、あるいは、全力投球のつもりなのに知らず知らずのうちに手を抜いちゃってたりしちゃあいけないなと。

発表会の3点セット、「楽しい!」「好き!」「一所懸命!」。
こういうのってきっと『原点』なんでしょうねえ。

初心忘るべからず。
手あかのついた言い回しではありますが、昔から言われ続けていることってやっぱり大切な意味があるんですよね。あらためて、つよく感じた次第でありました。

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と、そんな話題からスタートした2017年5月25日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

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「発表会の3点セット」とSmile

Today's Smile「かめらーた浜松」広報担当の小澤諒子さん、藤城朋子さんのお二人をスタジオにお招きしました。

浜松フィルハーモニー管弦楽団の演奏会などでよく顔を合わせる浜松ゆかりの若手演奏家のみなさんが集って「室内楽を勉強し、楽しみ、浜松でもポピュラーなものにしていきたい」との思いで、2010年に発足された室内楽団体です。

室内楽とは、オーケストラなどの大人数ではなく、小さな室内でも楽しめる少人数のアンサンブルのこと(この1月から3月まで放映されたTVドラマ「カルテット」を想像いただけると分かりやすいですね)。ちなみに"かめらーた"はイタリア語で「仲間」の意味。名前に掛けたカメさんのキャラクターが可愛いですよ。

「発表会の3点セット」とSmile定期演奏会のほか、市に依頼されて協働センターでの演奏や、新東名neopasa浜松ミュージックスポットなどで演奏活動を続けられてきています。そんな「かめらーた浜松」さんが主催する注目のイベント「第2回ジュニアソリストコンサート」が、7月30日にアクトシティ浜松で開催されます。

「ソリスト」とは、曲のなかで目立つ旋律パートを1人が演奏し、オーケストラが全体で伴奏として支えるケースの、その"1人の演奏者"のこと。「協奏曲(コンチェルト)」と呼ばれる楽曲が分かりやすいですね(発表会などではピアノやエレクトーンが伴奏を弾くことが一般的です)。

18歳以下のジュニアのみなさんを対象に、ソリストとしてオーケストラと対峙して共演するという類い稀な体験をしてもらい、さらに飛躍してもらおうという趣旨のコンサートです。子供さんを対象としてソリストを公募するコンサートはあまり例がなく、たいへん貴重かつ意義のある催しです。

すでに応募〜オーディションが行われて出演者は決定しています。今年の出演はヴァイオリンが2名、ピアノが3名、小学校高学年から高校生の計5名のみなさん。浜松、磐田、掛川など地元からも選出されていますよ。

そしてその演奏を支える、指揮は磐田市出身でチェリストでもある生駒宗煌さん。オーケストラは、かめらーた浜松のメンバーに加えてメンバーと交友のある演奏家のみなさんが参加。このコンサートのために特別に編成されたプロのオーケストラです。

7月30日(日)、14時半開場/15時開演。会場はアクトシティ浜松中ホール。チケットは全席自由で、学生1,000円/一般2,500円(前売り・当日おなじ)。チケットの取り扱いは、アクトシティチケットセンター、兵藤楽器店、ハマチケ、カワイ浜松、ヤマハミュージックリテイリング浜松店3階です。

大編成のオーケストラと向きあって、たったひとりで一歩も引かずに演奏する子どもさんたちの力強い演奏をぜひご覧においでください、リハーサルを重ね、コンサートとしてもじゅうふん楽しんでいただける内容です!とお二人。興味をお持ちいただいたかた、ぜひ足をお運びください!

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「発表会の3点セット」とSmile

Happiness Style
食と酒と音を結ぶ和「和音(カズネ)」・女将さんの川嶋あかりさんに「とまと味噌の冷製素麺カッペリーニ」を教えていただきました。これからの季節に嬉しい冷たい麺類!でもって「トマト」で「お味噌」で「おそうめん」で「カッペリーニ」ですぞ!なんともそそるレシピ名です。

お好みの硬さに茹でて冷水にさらした素麺にオリーブオイルをからませておき、湯むきして角切りにしたトマトにお酢、お味噌、お砂糖、おろし生姜、みじん切りにんにく、いりごま(白)」を混ぜ合わせて作った「とまと味噌」をよくからめて盛り付けて、素揚げした大葉のみじん切りをトッピングすれば完成!あっという間にできちゃいます。

「発表会の3点セット」とSmile

今回もオンエア中に試食させていただきましたよ。おお〜!こうなるのかあっ!全体はさっぱりとした酸味、そこへお味噌とにんにくの風味が効いて、これ、おいしい〜〜!オンエア中でなかったら箸が止まらなくなるところでした(^_^;) 暑くて食欲が減退ぎみな時でもバッチリですね。なお、トッピングは刻み海苔も和風でGoodですぞ(^-^)b

「発表会の3点セット」とSmile和音さんでは6月20日(火)19時半から「オーボエとアンティークピアノの生演奏」を開催。フジテレビ「のだめカンタービレ」にオーケストラメンバーとして出演したこともある若きプロオーボエ奏者、漆畑孝亮氏をお招きして、オーボエの美しい音色を聴きながら、和音の美味しい料理とお酒をお楽しみいただけます。演奏曲目は当日のお楽しみ、女将さんとのデュオ演奏もあるそうですよ!

テーブルチャージ2000円でお任せおつまみが3品ついて、その他のお食事とお飲み物代は別途です。ご予約は【TEL:053-525-7677】まで。お店の公式サイトFacebookページもぜひご覧ください!

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はじまりはいつも、ヒトツの感動から。~浜松市文化振興財団イベント情報~
第2・第4木曜日のこの時間は浜松市文化振興財団のイベント情報をご紹介していきます。今回は芸術振興担当の中家 聖さんに「パレルモ・マッシモ劇場 歌劇『椿姫』」のご案内をいただきました。

「発表会の3点セット」とSmile「パレルモ・マッシモ劇場」はヨーロッパでも屈指の規模を誇るオペラ座です。建造物としてのマッシモ劇場はイタリアで最大、欧州ではパリ、ウィーンに並ぶ威容を誇り、あの映画「ゴッド・ファーザー」のエンディングシーンでも使われたことでも知られます。

その世界的オペラ劇場が10年ぶり待望の来日公演!演目は、イタリアオペラを代表するヴェルディの名作「椿姫」。悲劇でありながら華やかで力強く明るい音楽、誰もが聞いたことがあるはずの「乾杯の歌」をはじめ、全編を通して美しい名曲で構成されています。

超絶技巧アリア「ああ、そはかの人か~花から花へ」も有名ですね。そのソプラノ(ヴィオレッタ役)のデジレ・ランカトーレさんは地元パレルモ生まれ。可憐な容姿と高度なテクニックの歌唱力の持ち主です。配布中の無料情報誌「HCF News 2017春号」にスペシャルインタビューが掲載されていますよ。

テノール(アルフレード役)は現在最も注目すべきイタリア人若手テノールであるアントニオ・ポーリ、バリトン(ジェルモン役)のセバスティアン・カターナはメトロポリタン歌劇場の常連歌手。指揮は世界的著名アーティストとの共演も数多いフランチェスコ・イヴァン・チャンパ。さらに、公演前日から設営をおこなう豪華な舞台美術も注目です。

2017年6月14日(水)開場 17:45/開演 18:30、会場はアクトシティ浜松大ホール。全席指定、SS席 24,000円/S席 20,000円/A席 15,000円/B席 10,000円/C席 7,000円/シニア席 10,000円(S席相当/当日指定・70歳以上)/学生席 1,500円(当日指定・24歳以下★超お得★)。お求めは、アクトシティチケットセンター、HCFオンラインショップまたはチケットぴあ【Pコード:318-945】にて!

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今日は「春のダイアモンド」別名「乙女のダイヤ」、そしてその中にある「かみのけ座」についてのお話でした。

これまで何度もお話している「春の大曲線」の、アークトゥルスとスピカを直線で結び、しし座のデネボラを結んでできるのが「春の大三角」。これも以前ご案内しましたね。
※今年はおとめ座に木星がきていてとっても目立っていますので注目です。

この「春の大三角」は、今の時期、スピカを下にした逆三角形になっています。上の編を軸にして、スピカと線対称になるあたりにぽつんと光るのが、りょうけん座のコル・カロリ。

コル・カロリを加えてできる大きなひし形が「春のダイアモンド」です。おとめ座のスピカから上に伸びていくようにも見えるので、別名「乙女のダイヤ」とも呼ばれます。

コル・カロリは大三角を作っている星ほど明るくはありませんが、このあたりには他に目立った星がないので、よく晴れた空であれば見つけることができますよ。

そして、いまあとでつけ足した三角形の中、右寄りにあるのが「かみのけ座」。

世界史にも登場する「プトレマイオス朝エジプト」において「ベレニケ2世」として実在した人物が、アフロディーテの神殿にささげた琥珀色の髪の束をあらわしているとされます。髪の毛の束だからはっきり星と星を結ぶ線がない、というちょっとめずらしい星座です。

また、日本では単に「かみのけ座」といいますが、じつはこの星座、本来のラテン語での名前は「Comae Berenices」、英語では「The Berenice's Hair」といい、いずれも「ベレニケの髪」という意味。つまり、歴史上の人物の名前がつけられた星座なんです。これも珍しいことですね。

ではいつものように探しかた画像です。
「発表会の3点セット」とSmile

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ

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